15話
気温はまだまだ高いですが、風の中にどこか秋を感じます🍁
わたしがペンキ屋になったわけ、スタートです✨
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雨の中一心不乱に訪問しても工事は任せてもらえず、絶望感に満ちてしまった。
どのお宅も判を押したように「結構です。知り合いに塗装屋さんがいますので」と、断る。
うまくいかないイライラと不信感を募らせた顔をしてしまっていたのだろうか。
その後も廻り続けたが結果は変わらなかった。
そのような辛い状況は半月以上続いたが、誰にも相談できず苦しかった。
ただ、状況は変えたいと思っていたので当時の親方へ
「見習い職人を一時辞め、営業に専念したい」と伝えた。
営業に専念したいと申し出たからには、何が何でも仕事を受注しなければならない。
私は少し営業の志向を変え、地域を限定し、戸建て住宅や個人病院を集中的に、
1日10件ほどをこれまで以上に丁寧に訪問することにした。
つづく・・・・・・・・